青山みのりの部屋


by minorimay
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今年もあと一日で終わり。

お節料理作りも佳境に入り、
くわいとゆり根と花卵と酢蓮を残すのみ。
なんとなく今年は焦ることなく作り終えてしまいそうで
ちょっとさみしいような気もする。

「慣れる」って一長一短なんだろうな。
料理も生活もひととの関係も恋も、すべてなにもかも。

上の子が中学二年生になってしまったので
しばらく豊橋に根を張ることに決め、
すぐ近くのマンションを買った。
(ローン、払えるのかなぁ・・・)

市役所や各種運動場や公会堂や美術館の近くで、
それらが「豊橋公園」の中にあって緑も多い場所だ。

でも、豊川(とよがわ)はみえない。

今のマンションの北側はこの豊川に面していて
毎日、川をながめながら暮らしていた。

春から秋にかけてのしじみ漁。
鷺や鴨やゆりかもめなどの鳥。
河口近くなので潮の干満もある。
風の強い日はざざと波立ち、
静かな夜は月のひかりをその面に映す。

お節料理作りの合い間に休憩をかねて
川をながめる。
朝の川、真昼の川、夕映えの川、そして深夜の川。
どの時間帯にみてもそれぞれの趣がある。

「身近すぎて飽きるでしょ?」と聞かれたことがあるが
これがまったく飽きない。
飽きないどころか、ながめればながめるほど好きになる。

本当にいいところで生活できたと
しみじみそう思う。


この景色もたぶんあと半月。
悔いのないようにみておこう。

次にお節料理をつくるときには
もう、北窓に川はないのだ。


:・'゜☆。.:*:・'゜★゜'・:*:.。:*:・'゜☆。.:*:・'゜★゜'・:*

こんな無精者のサイトをみにきてくださっているみなさまへ。

いつもどうもありがとうございます。
細々とですが書き続けてまいりますので
どうぞ来年もよろしくお願いいたします。

よいお年をお迎えください。(ぺこり)
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by minorimay | 2005-12-31 04:02 | ひとりごと

まいごのどんぐり

ひさびさに絵本の小箱、更新。
ここを最後に書いたのが昨年の7月。
それからも毎月3回、ちゃんと小学校に読み聞かせに行っていたのに
なんとなく面倒になって書けなかった。
これからはもう少しちゃんと更新しよう。

:・'゜☆。.:*:・'゜★゜'・:*:.。:*:・'゜☆。.:*:・'゜★゜'・:*

毎月、自分が読む絵本の選び方には二通りある。

まず、自分の足で図書館にいって
書棚をあさりまくって選ぶ。
でも読み聞かせのメンバーの中には自分で選べないひともたくさんいるので
そういうひとのために読み聞かせの代表のひとが
季節に合わせた絵本を10冊くらい持参してきてくれるので
その中から選ぶ。

私の場合、ほとんどは自分で選んでくるのだが、
11月の本は代表のひとが持ってきてくれた中から選んだ。

なぜか。

それは、その絵本の主人公の名前が
うちの上の子と同じだったからである。
我ながら親バカだとつくづく思う。(笑)


■まいごのどんぐり 松成真理子/作・絵 童心社

幼稚園に通う「こうくん」は、どんぐりが大好き。
お誕生日のケーキに乗っていたどんぐりに「ケーキ」と名前をつけ、
かけっこ、おさんぽ、プールに入るときだっていつも一緒。
それがある日、こうくんのカバンから「ケーキ」が転がり落ちてしまって・・・。

表紙に真夏の格好の男の子が描かれていたので
ひと夏の物語かと思ったら、これが大間違い。
主人公の幼稚園の男の子が成人するまでをえがいた話だった。
水彩絵の具(たぶん)のおおざっぱなタッチの絵がいい味を出していて
左右両ページいっぱいに描かれた夕陽の絵などは圧巻。
「ほのぼの」「しみじみ」という表現がぴったりの
男の子とどんぐりの心温まるお話。

ストーリーのよさに加え、
なんといっても主人公の男の子の名前が気に入ってしまって
私にとっての忘れられない一冊になった。
来年も読みたいな、この本。


この日の担当は2の2。
昨年にも書いた問題児、ジュンくんのクラスだったので
どうなることかと少々不安だったが、
予想通りジュンくんがしっかり廊下で待ち伏せしていて
捕獲された動物のような状態で教室に入った。(笑)

なかなか座ってくれないし、若い男の先生も手を焼いている様子だったが
いざ私が読み始めると誰よりも集中して絵本の世界にひたっている。
こういう子のこういう姿に接するたびに、
きちんと読まなければと励まされる思いがする。

そうそう、この本だけでは5分くらい余ってしまうので
自宅から「かさじぞう」を持っていって読んだ。
入園前の子を対象にした短いバージョンの絵本なのだが
絵といい、文章といい、
同じ密度のあたたかさとやさしさが全ページにあふれていて
これも大好きな一冊だ。
ほぼ暗記しているので、練習が必要ないのもお気に入り。(こらこら)
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by minorimay | 2005-12-11 01:59 | 絵本の小箱