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青山みのりの部屋


by minorimay
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信用

今日から正式に部活がはじまった上の子は、
夜7時過ぎに帰宅した。
おやつを食べてすぐにお風呂、夕食。
そして午後10時半現在、食卓で宿題をやっている。

ポキッという音がした。
またシャープの芯を折ったな、と思って振り返ると、
「今のは違います~」とこちらの思惑を先読みして、子がいう。
「あんたの場合、信用ないんだってば」というと、
ひとをバカにしたように百面相をしてみせる。

信用。
私もないんだよな、これ。

先日、某所のネット歌合わせみたいなものに参加させてもらった。
そうそうたる顔ぶれが揃う。

ネットとはいえ雰囲気に呑まれてはならないと気を引き締めたのだが、
他人の発言を理解し、咀嚼し、自分なりに展開させようと思っても
ただでさえ足りない脳味噌はフル回転させてもさせても追いつかない。
理解力の不足というより、勉強不足なのだ、とつくづく感じた。
歌会で他者に対して自論をアピールしたり、
逆に他者の意見をきちんと把握するためには
日頃からもっともっと歌論などの文章を読まなくてはいけないのだろう。

どういう言葉・表現を使えば理解されやすいのか、
あるいは「場」がどういう批評を求めているのか、
特にネット歌会の場合、
瞬時に判断できるようにならないといけないのに、
何を求められているのか、何をいわれているのか
わからないことがたくさんあった。

あぁ、勉強不足。
そういう意味で、私は信用されていない。


「あ、ごめん、今のは芯が折れた音。ちゃんと捨てておくから」
と笑いながらいう子の声で、
はっと我に返った。

いいよ。
そうやって信用できる子になってくれれば。
なのに、信用のない母でごめん。

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いつか見た虹のようだね「絶望」を「ゼッタイノゾム」と信じてた頃の/みのり
by minorimay | 2004-05-17 22:46 | ひとりごと