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<   2005年 07月 ( 5 )   > この月の画像一覧

◆立入リヲ禁ズ◆

野イチゴにツクシゼンマイ 盗人(ぬすびと)のわらわらふえる春の放課後
ふと君の乾電池よりいつわりのもれだす気配 黒板を消す
魚など金魚以外はみたことのない子の歩くスクールゾーン
世の中は矛盾だらけだ三河弁話せぬ背中にも耳はあり
<立入リヲ禁ズ>の文字を覆うがに草の茂れる転校初日
尋ね人探せるふりで道すべて嗅ぎたるチビを探偵と呼ぶ
かく汗の匂いもちがうこの町の人々すべて眠りおりたり
横浜家一族の棲む土地なりき右も左も後ろもいまも
まっさらの貸し出しカードを抱きつつ棚に眠れる紫式部
おとうとに置き去られたる姉なれば借家にひとりピアノ鳴らしぬ


:・'゜☆。.:*:・'゜★゜'・:*:.。:*:・'゜☆。.:*:・'゜★゜'・:*


題詠マラソン4つ目の連作は、「転校」。


名古屋で生まれ、
幼稚園入園前に父の仕事の都合で東京へ移り住んだ。
それから小学4年生までずっと東京にいたので
私の思考回路のベースは標準語である。

小学4年生の秋、
愛知県のはずれの新興住宅地(つまり田舎)へ転校。
名古屋市内での新居が決まるまでの10ヶ月間だけ
そこで生活するハメになったのだが・・・。

クラスメイトの約3分の1が「水野姓(連作では『横浜姓』とした)」で、
さらにクラスの約半分が何らかのつながりのある親戚同士。
おまけにそこは「三河弁が共通語」の世界だった。

生徒だけでなく、教師までもが三河弁を話す。
国語の音読の時も、もちろん三河弁のイントネーション。
はじめ「たーけ(たわけ)」の意味がわからなくて
隣の席の子に「たーけって何?」と聞いたのがいけなかったらしい。
「東京から来たからって上品ぶってる」だの、
「私らのことをバカにしてる」だのという噂が広がり、
あっというまに村八分となった。

あの時の心情はいまだに忘れない。

標準語を話しているだけなのに、
どうして「澄ましている」と陰口をたたかれなくてはいけないのか。
これが私の「普通」だったのだ。
こんな悪口をいうような奴らの言葉など
私は一生、口にしない!!!

・・・というわけで、
東京を離れてはや32年が経ったが
何とか三河弁に染まらずに生活している。

(と、本人は思っている)
by minorimay | 2005-07-22 23:56 | 題詠マラソン2005

ネット検索

上の子に、すこし前から
「オレの俳句(だから、短歌だってば)、HPから消して!」と、
懇願されていた。
以前にも書いたような気がするが、
学校でPCの授業中、友人の名前でネット検索するのが
彼らの間で流行っているらしい。

ちなみに上の子の名前をヤフーで検索してみたら
14件ヒット。
わはは、これじゃマズイよな。

というわけで、
しばらく上の子の歌は非公開にすることにした。
・・・っつーか、このまま永遠に伏せておくかも。

ケンカしながら作らせた歌だったけど
母にとっては宝物です。
つきあってくれて、ありがとね。
by minorimay | 2005-07-15 23:39 | ひとりごと

もったいない

先週、うちの両親が
みごとなグラジオラスの花束を持ってきてくれた。
賃貸農園の畑で育てたのだという。

実家と我が家の中間あたりにあるデンパークには
年間契約の賃貸農園があるそうで、
無農薬だからとうれしそうに
ナス、きゅうり、プチトマト、ピーマン、じゃがいもなどを
一度に大量に持ってきてくれた。
(うちの冷蔵庫はドラえもんのポケットではありません・・・)

収穫したての野菜は美味しい。
特に大きめのプチトマトが、甘くて新鮮な味!
ナスよりも太く育ったきゅうりには笑えるけれど、
瑞々しくて苦味もないから不思議。

その畑に、野菜と一緒に今年はグラジオラスを植えたのだという。
斑入りのピンク、黄色、淡い黄緑の丈の高い花が
花瓶に誇らしげに咲いている。

ところが、畑の手入れをしていて
花が咲いているのはうちだけだということに気づいたそうだ。
不思議におもったうちの母が
ある日、隣の畑の手入れに来ていた方にたずねてみると、
「だって、もったいないじゃないですか」
といわれたそうな。
「せっかく有料で畑を借りているのだから、
花より、食べれるモノを作るべし」
ということなのだろうか。

その「もったいない」グラジオラスが
我が家のリビングに夏を連れてきている。
by minorimay | 2005-07-11 22:46 | ひとりごと

ほんのすこし社会復帰?

結婚してから15年間、ずっと専業主婦をやってきた。
どうしてもと頼まれて自宅でピアノを教えたことはあったけれど、
それ以外はずっと家にいた。

が、そんな私が
ほんのすこしだけ社会復帰することになったのである。

三日坊主になりそうなのが怖くて今までここに書かずにいたのだが、
朝10時から午後1時までのほんの3時間、
しかも月曜から木曜まで週に4日だけ、
地元新聞の電話での勧誘(?)のアルバイトをはじめた。

東日新聞
ここ豊橋を中心とした東三河一帯のための
地方新聞である。

豊橋市内での各種イベントの案内や記事、
小中学校・高校・大学での行事や珍しい取り組み、
地方行政や保健所や市役所からのお知らせ、
各種スポーツ大会の案内や結果報告などなど、
とにかく地元色の濃い誌面作りをしている。

今日の新聞には先週末のサッカー少年団の地区予選の記事があり、
下の子のチームメイトの写真が掲載されていたし、
一昨日にも他の子の写真が載っていた。
中学の陸上大会の欄には上の子のクラスメイトの名が
ひんぱんに書かれているし、
昨秋はうちの下の子の小学校の稲刈りの記事が
写真とインタビュー付きで掲載された。
(あのときの写真ください>編集長さま)

でもなんといっても今一番面白いのは、「水源情報」。
この地方の水源である宇連ダムと大島ダムの水量を
わかりやすい図と数字で毎日掲載している。
一時は11%にまで落ち込んだ宇連ダムは
ここ数日の雨のおかげで25.9%まで持ち直したそうだ。

こんな情報、地方紙ででもなければ
絶対に掲載できるものではない。(笑)

あまりにもローカルといえばローカルなのだが、
毎日新聞をひらくのが楽しくてしかたない。
この楽しさを広く豊橋市民のみなさまにも知ってほしい!
と思ってここ数日、電話をかけまくっているのだが、
世の中はそんなに甘くなくて・・・。

    契約がとれません!!(泣)

電話をかけはじめてまだ数日なので
今のところは「とれません!」で済んでいるが、
今月末までに1件もとれなかったらどうしよう~~。
この声を駆使してオジサン連中におねだり攻勢!
・・・ってわけにはいかないよなぁ。
はぅ。
by minorimay | 2005-07-07 00:57 | ひとりごと
・・・なんておおげさなモノではないけれど、
名古屋周辺在住の女性歌人5人で
美味しいものを食べて歌会をやってという会である。

今回は杉森多佳子さんのツテで
最近開館したばかりの川上貞奴邸での歌会となった。
歌会の前に、すぐそばのル・カフェ・アールというお洒落なお店で
わいわい談笑しながらランチ。(美味しかった♪)

まだ5人揃って顔を合わせたのは2回目だというのに
まるで旧知の友人同士のような雰囲気の中、
歌会がはじまる。

前回のときにも感じたことなのだが、
自分の歌について何をどんな風にいわれても
このメンバーからだと不思議なくらいすんなり心に入ってくる。
同じ花壇に根をはる花のように
何かでつながっているような気がするのだ。

歌のつたない点を指摘されれば、ナルホドとおもう。
ほめられれば、たとえそれがささいな言葉だったとしても
胸が熱くなるほどうれしい気持ちになる。

今まで、ネット以外で
歌の話を語り合える相手などいなかった。
そんな場などなかった。
それがこんな仲間たちとめぐりあえたなんて!

彼女たちに感謝の気持ちを伝えるためには
もっともっと自分が精進しなくてはと
あらためて心に誓う。
by minorimay | 2005-07-03 02:04 | ひとりごと